Tendo
TENDO JAPANESE MODERN /80 PROJECT

天童木工 創立記念企画

TENDO JAPANESE MODERN /80 PROJECT

2021年6月12日、天童木工は81年目の創立記念日を迎えました。
これも皆様の多大なるご支援とご愛顧の賜物と心より感謝申し上げます。

昨年、創立80周年記念事業としてスタートした「JAPANESE MODERN /80 PROJECT」。この度、本プロジェクトのメインコンテンツとして、3名のデザイナーとともに取り組んできた新しい家具が完成しました。また、天童木工の80年のあゆみとその歴史の中で協働してきた建築家やデザイナーとの仕事をまとめた書籍『 天童木工とジャパニーズモダン 』の刊行が決定しました。

これらを記念して、7月初旬から天童木工東京ショールーム&ストアと、代官山 蔦屋書店2号館にてエキシビションを開催いたします。


 

NEW PRODUCTS BOOK
EXHIBITION Tendo

 


 

NEW PRODUCTS

建築、インテリア、プロダクト… それぞれの視点から天童木工の”今”を体現

早くからデザインに価値を見出した天童木工は、丹下健三や剣持 勇、柳 宗理といった日本を代表する建築家やデザイナーと共に多くの協働を重ねてきました。そんな天童木工のあゆみと「ジャパニーズモダン」を再考しながら、国内外で活躍する建築家の中村拓志、デザイナーの熊野亘、二俣公一らとともに新たな家具のデザインに着手。プロジェクトの皮切りには、天童木工の本社工場で歴史的なアーカイブや、ものづくりの現場・技術に触れていただきました。何度となく職人や技術者との対話を続け、ついに天童木工の”今”を体現するデザインが誕生しました。
中村拓志、熊野 亘、二俣公一のクリエイティビティと天童木工の歴史や技術とが融合した新作家具にぜひご注目ください。

● 現在、DAIKANYAMA T-SITE (Yahoo!ショッピング)、および 天童木工東京ショールーム&ストア にて店舗限定先行予約を受付中です。お気軽にお問合せくださいませ。

 


 

中村 拓志

中村 拓志 ( NAP建築設計事務所 )

1999年明治大学大学院理工学研究科建築学専攻博士前期課程修了。同年「隈研吾建築都市設計事務所」入所。2002年「NAP 建築設計事務所」を設立し、現在に至る。地域の風土や産業、敷地の地形や自然、そこで活動する人々のふるまいや気持ちに寄り添う設計を信条としている。
https://www.nakam.info/

Design by Hiroshi Nakamura
Swing chair

中村拓志は成形合板ならではのしなりと柔らかな張りによって、たおやかで美しいフォルムとゆったりとした座り心地を追求しました。身体を包み込むようなT字型の背は肘置きの機能も兼ねており、快適なデスクワークをサポートします。脚部は回転脚、無垢脚、ソリ脚、3つのバリエーションを展開。空間や用途に合わせて選ぶことができる、建築と人に寄り添ったシリーズです。


nakamradesign
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中村拓志 :  
―― 天童木工が誇る立体成形合板技術による木の弾性や反発力を活かした、疲れにくいワークチェアです。腰を前に押し出して姿勢を支え、背もたれやアームが体の動きに追従します。身体の一部のように上下左右にスイングする軽快な即応性は、エモーショナルな楽しさを引き出します。またアームをデスクに載せて椅子を浮かし、天板下の掃除を容易にするなど、機能性にも拘りました。テーブルと高さを揃えたアームはマウスを操作する肘を優しく支え、前傾姿勢にスイッチできるソリ脚タイプはノートパソコンの作業や執筆に適しています。
脱プラスチックやカーボンオフセットを目指す企業のオフィスや在宅ワークなどの新しい働き方にふさわしい、木のワークチェアです。

 


 

二俣 公一

二俣 公一

大学在学中より「CASE-REAL」として活動を開始し、2000 年に事務所開設。現在、空間設計を軸とする「ケース・リアル」とプロダクトデザインに特化する「KOICHI FUTATSUMATA STUDIO」の両主宰を務める。福岡・東京を拠点に国内外でインテリア・建築から家具・プロダクトに至るまで多岐に渡るデザインを手がける。
http://www.futatsumata.com/http://www.casereal.com/

Design by Koichi Futatsumata
Sand

二俣公一は、無垢材の脚を複数の成形合板のパーツで挟むという斬新な構成に挑みました。前後どちらからでも座ることができる背板の無いバックレスタイプをベースとして、パーツの組合せ方により、背ありタイプあるいは複数脚を連結させたベンチタイプへと展開できるチェアを考案しました。そのフレキシブルなラインナップには空間設計のセンスが遺憾なく発揮されています。


futatsumata design
futatsumata design

 
二俣 公一 :  
―― 天童木工との仕事を考えた際、すぐに成形合板のパーツ同士を組み合わせて完結する椅子にトライしたいという考えに至りました。今回のテーマ「ジャパニーズモダン」を象徴する優れた同社製品にも過去にそういった手法が多く取り入れられていたことにも着目しました。また、今回のような成形合板に限らず特徴的なパーツをシンプルに組み合わせることによって新たな造形や機能美を生むという試みは私がこれまで実践してきた家具やオブジェクトのデザインにも多く見られる手法です。今回は座面・肘掛け・背もたれの主に3つの成形合板パーツを共通の木フレームへ挟み込むようにボルトで組み付ける(サンドの由来となっている)ことで生まれる、成形合板の生産性を活かした効率的で多様なシリーズを提案します。

 


 

熊野 亘

熊野 亘

2001-08年にフィンランドへ留学、ヘルシンキ芸術大学 ( 現 アールト大学 ) 大学院を卒業後帰国。
2008年より Jasper Morrison Tokyo Studio 代表を務める傍ら、2011年にデザインオフィス ” kumano ” を設立し、国内外の インテリア、家具、プロダクトデザインやプロジェクトマネージメントを手掛 けている。2019年より、武蔵野美術大学非常勤講師を務める。
http://www.watarukumano.jp/

Design by Wataru Kumano
PLYPLY

熊野 亘は成形合板の魅力をベーシックなシルエットながらも、どこか新鮮さを放つ一脚に凝縮させました。背と一体の滑らかな座面、さらにはそれを支える4本の脚とフレームを成形合板で仕立てています。背裏の手掛け(笠木)など、こだわり抜いたディテールがその独特な後姿をより一層引き締めています。普遍的な美しさをまとったシンプルかつ優雅なチェアです。


kumano design
kumano design

 
熊野 亘 :  
―― 天童木工の成形合板の技術の高さを象徴するような椅子をデザインしよう。という想いから、PLYPLYのスケッチは始まりました。象徴=斬新ということではなく、生活に自然に溶け込む、削ぎ落としたシンプルなデザインで、成形合板を多用した椅子。逆に言えば、一見シンプルだが、使い込んでいく日々の中で品質やディテールに気付くデザインということになります。 PLYPLYは、横方向に走る背もたれ上部の枠、座面を支える裏面の2本の桟以外は成形合板で作られています。背もたれと座面を一体にしたシェル、背もたれから前脚に繋がるライン、後脚から座面裏側に入り込んでいくライン。一糸乱れぬ成形合板の断面のラインの美しさが座り心地と技術の高さを裏付けています。

 


 

BOOK

天童木工とジャパニーズモダン

創立80周年を記念し、天童木工が協働してきた建築家やデザイナーとの数多くの仕事を時代順に追いかけた書籍『天童木工とジャパニーズモダン』を7月下旬に刊行いたします。
洋家具との出会いに端を発する天童木工の家具づくりは、戦後、日本の気候風土に根差した建築、デザイン文化を追求した建築家やデザイナーとの協働で大きく発展しました。
なかでも剣持 勇を中心に、日本独自のデザインを探らんとする「ジャパニーズモダン」の思想から天童木工のものづくりは大きな影響を受けています。日本の建築史における様々な名作に納められた数多の家具づくりを通じて、天童木工では多様なコラボレーションを行ってきました。
本書ではあらためて「ジャパニーズモダン」の普遍性を探りながら、実例とともに天童木工が日本の家具や空間に寄与してきた役割を再考しています。時代とともに変わるライフスタイルへの考察と、新作家具開発のプロセスやデザイナーへのインタビューも収録。多彩なビジュアルとともに歴史を振り返り、未来へとあゆみをつなぐ一冊となります。

 

BOOK

天童木工とジャパニーズモダン
 
出版:青幻舎
発刊:2021年8月上旬予定
価格:6,050円 (税込)
企画 / プロデュース:南木隆助
編集:山田泰巨
アートディレクション:高橋万実子
デザイン:荻野沙理・柴田胡桃
 
上記の内容は予告なく変更する場合があります。
あらかじめご了承ください。



TENDO JAPANESE MODERN /80 PROJECT 本の内容
 
TENDO JAPANESE MODERN /80 PROJECT 本の内容

 


 

EXHIBITION

新作家具のお披露目及び書籍発刊にあわせ、天童木工東京ショールーム&ストア及び代官山 蔦屋書店 2 号館にてエキシビションを開催いたします。
◎ 本展は巡回予定です。( 決定次第随時情報更新いたします。)

TENDO JAPANESE MODERN /80 PROJECT 新作発表会

会期 2021年7月2日(金) ~ 30日(金)  ※ 毎週水曜定休、7月22~23日休
… 新型コロナウィルス感染症感染予防のため、ご見学は《 事前予約制 》にて承っております。詳しくはお気軽にお問合せくださいませ。
会場 天童木工 東京ショールーム&ストア ( 東京都港区浜松町 1-19-2 )
予約 0120-24-0401 ( お客様相談室 受付時間 / 10:00~17:00(水曜・祝祭日を除く) )
 
 

TENDO JAPANESE MODERN /80 PROJECT BOOK & FUNITURE フェア

会期 2021年7月7日(水) ~ 8月6日(金)
会場 代官山 蔦屋書店2号館( 東京都渋谷区猿楽町 17-5 )
 
代官山蔦屋書店では、書籍「天童木工とジャパニーズモダン」を先行販売。今回発表する新作家具とともに、建築、インテリア、プロダクトの視点から生まれた天童木工の名作家具をあわせて展示。天童木工の家具のDNA をご覧いただける構成を予定しております。
 

TENDO JAPANESE MODERN /80 PROJECT 展示予定

 


 

天童木工 ジャパニーズモダン/80プロジェクト

 

企画 / プロジェクトディレクション:南木隆助
プロジェクトエディター / デザイナーコーディネート:山田泰巨
グラフィック・アートディレクション ( 書籍 ):高橋万実子
書籍出版:青幻舎( 担当:新庄清二 )
プロジェクト監修:天童木工

Japanese modern project


 
 
天童木工80周年プロジェクト