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第62回 技能五輪全国大会にて当社従業員が金賞・銅賞・敢闘賞を受賞
株式会社天童木工(本社:山形県天童市)は、2024年11月22日(金)~25日(月)の日程で開催された第62回技能五輪全国大会(会場:愛知県国際展示場)の家具職種において、山形県代表として出場した当社製造部の石橋葵(いしばしあおば)が最高賞の「金賞」、大滝陽平(おおたきようへい)が「銅賞」、庄司将史(しょうじまさふみ)が「敢闘賞」を受賞しました。
石橋は、2021年・2022年・2023年の「金賞」受賞に続き、大会史上初となる4連覇を達成しました。
当社は、家具製造の先達となるべく技術者育成に努めています。今回の当社従業員の活躍は、当社の取り組みが評価されたものと受けとめております。今後もさらなる技術の向上、ならびに技術者の育成を図り、社会貢献に努めて参ります。
国内の青年技能者 ( 原則 23 歳以下 ) を対象に、技能競技を通じ、青年技能者に努力目標を与えるとともに、技能に身近に触れる機会を提供するなど、広く国民一般に対して技能の重要性や必要性をアピールし、技能尊重機運の醸成に資することを目的として実施する大会であり、昭和38 年から毎年開催されています。幅広い職種を対象とする、唯一の全国レベルの技能競技大会です。家具職種部門では、事前に配布された図面に基づき、競技前日に一部仕様が変更されるキャビネットを、2日間で合計11時間の中で製作します。
※中央職業能力開発協会公式HPより
【金賞】 石橋 葵(23)
4回目の金賞受賞を聞いたとき、まずは大きな安心感を覚えました。年齢制限により今回が最後の大会でしたので、4年間連続で金賞を受賞し、選手として区切りをつけられることを幸せに思います。また、これまで一緒に練習してきた3人全員が入賞できたことが本当に嬉しいです。
技能五輪に挑戦する中で、課題作品をどれだけ綺麗に仕上げるか、どれだけ効率良く加工手順を組み立てるか、「自分で考える力」を身につけることができたと思います。この経験は必ず今後の仕事に活かせると信じています。
【銅賞】 大滝 陽平(23)
銅賞を受賞できてとても嬉しいです。大会本番で作った作品は、これまで練習してきた中で一番の出来映えだったと思います。
技能五輪では、課題が前日に変更されるため、その対応策を自分で考える必要があります。そのため、これまでの課題を復習し、変更される傾向を分析して、その対応策を考えて練習しました。
この経験を活かし、今後仕事で図面が急に変更された場合でも、柔軟に対応できるようになりたいです。
【敢闘賞】 庄司 将史(22)
正直なところ、入賞できるとは思っていませんでした。本番でうまくいかない部分があったため、敢闘賞に選ばれたときは驚きで頭が真っ白になりました。
技能五輪では、限られた時間内に課題作品を仕上げる必要があります。そのため、自分で加工手順を考え、時間配分を工夫する練習を重ねました。
これからも、効率よく製品をつくるにはどのような手順で進めるべきか常に考えて日常の仕事にも取り組んでいきたいと思います。
■ お問合せ先
株式会社 天童木工 本社・工場
広報担当 今田 隼人
〒994-8601 山形県天童市乱川1-3-10
TEL:023-654-9016 E-mail:konta.h@tendo-mokko.co.jp
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