Tendo

Topics

2025.10.31

「レクサス LS Concept」コンセプトモデルの内装モビリティパーツを製作

TENDO IN JAPANESE MODERNT

Japan Mobility Show 2025 で披露されたトヨタ自動車株式会社
「レクサス LS Concept」コンセプトモデルの内装モビリティパーツを製作!
 

2025年10月30日より開催中の「Japan Mobility Show 2025」において、トヨタグループブースにて公開された「レクサスLS Concept( LEXUS LS Concept)」のコンセプトモデルの内装製作に技術協力を行っています。
 


「レクサス LS Concept 」 コンセプトモデル

 

desk

 
レクサスの最上位車種レクサス LS はLuxury Sedan(ラ
グジュアリー・セダン)からLuxury Space(ラグジュア
リー・スペース)と再定義され、車両は6 輪構造となり、
シートを3列備えた電気自動車のショーファーカー(運転
手付きの車両)として発表されました。


desk

本モデルにおいて、天童木工はFr シートバックパネル、
2nd シートバックパネル、3rd シートパネルなど複数の
内装モビリティパーツを成形合板技術で製作しました。
製造方法: 成形合板
表 面 材:国産スギ柾目
芯 材:国産スギ



 


製品開発ストーリー

 

desk

レクサスが目指す「移動時間を豊かな体験へ昇華させる
車内空間」の実現に向けて、繊細な意匠や自由な曲線を
描く木製家具を生み出す、天童木工の成形合板技術を高
く評価いただき、車内インテリアに成形合板の採用が決
定しました。
成形合板とは、薄くスライスした“単板”と呼ばれる木
材に接着剤を塗布し、複数枚重ね合わせて、型に入れ、
様々な形に成形する技術です。


desk

単板は、製品に合わせて計画的にカットして使用するた
め、無垢材の家具に比べて、1本の木からより多くの材
料を有効活用できる環境負荷の小ささが大きな特徴です。
また、プロジェクトを進めていく中で、内装モビリティ
パーツの表面材と芯材には国産スギを活用することにな
りました。天童木工は、地域資源であるスギ等の国産針
葉樹を活用し、家具として地域に還元する「地産地消」
の家具づくりを2010 年代から実践してきました。


desk

国産針葉樹の積極的な活用は、伐採後の植林による森林
再生を可能にし、環境保全はもちろん、国内林業の持続
的な発展にも大きく貢献します。


desk

「レクサス LS Concept」コンセプトモデルに採用され
た、成形合板の内装モビリティパーツの積層面には、
スギの晩材を用いて、高級生地などに使われる連続し
たV字模様「ヘリンボーン柄」が表現されています。
スギの単板を2枚1組として、美しいV字模様を描く組
合せを天童木工に保管している約1万枚の単板から選
定しました。
さらに、木口部分にカッパー線を象嵌(埋め込み)加
工し、金属と木材の複合表現を実現しています。



 


レクサス L S 特別仕様 オリジナルハンガーを製作しました

 

desk

「レクサス LS Concept」コンセプトモデルの内装モビ
リティパーツ製作にあわせ、車内での使用を想定した
特別仕様のオリジナルハンガーを新たに製作しました。
本製品は、当社の職人が一つ一つ丁寧に手加工で仕上
げたもので、レクサスのデザイン部門が、天童木工の
成形合板技術の美しさと精緻なものづくりを伝えるた
めに特別にデザインしたものです。
コンセプトモデルの洗練された空間に調和するデザイ
ンと機能性を兼ね備え、快適なモビリティライフをサ
ポートします。



 


展示会詳細

Japan Mobility Show 2025
主催: 一般社団法人 日本自動車工業会(JAMA )
会期: 2025年10月30日(木)~ 11月9日(日)
会場: 東京ビックサイト(東・西・南展示棟)
レクサス ブース / 南展示棟 SP03
▼ 詳細
https://www.japan-mobility-show.com/

「Japan Mobility Show」は、自動車産業の枠を超え、IT・通信・エレクトロニクス産業など
多くの産業を巻き込み「豊かで夢のあるモビリティ社会の構築 」を目指すイベントです。
 
■ お問合せ先
株式会社 天童木工
広報担当 今田 隼人
〒994-8601 山形県天童市乱川1-3-10
TEL:023-654-9016 E-mail:konta.h@tendo-mokko.co.jp
[ ダウンロード ] プレスリリース

2024.03.22

『 椅子とめぐる20世紀のデザイン展 』特別トークイベントが大阪ショールーム&ストアで開催されます

大阪高島屋で開催される『 椅子とめぐる20世紀のデザイン展 』(3/27~4/14)の特別トークイベントが、3/28(木)に天童木工 大阪ショールーム&ストアで開催されます。
椅子とめぐる20世紀のデザイン展|大阪タカシマヤ
 
出      演    : 椅子研究家 / 東海大学名誉教授  織田 憲嗣 氏
日      時    : 3月28日(木) 11:00 ~ ( 約1時間 ) ( 受付 10:30~ )
場      所    : 天童木工 大阪ショールーム&ストア 2階
定      員    : 30名様(予約優先)
参  加  費   : 無料
 
織田 憲嗣(のりつぐ)   プロフィール
椅子研究家・東海大学名誉教授。
1946年高知県生まれ。大阪芸術大学卒業後、高島屋宣伝部にイラストレーター、グラフィックデザイナーとして勤務。その後独立しデザイン事務所を設立。1994年から北海道東海大学芸術工学部(当時)教授となり、特任教授を経て2015年まで務めたのち現職に。現在北海道東神楽町の森の中の自邸で暮らす。
 
《 予約・問い合わせ 》
大阪高島屋 7階家具売場
TEL:06-6631-1347〈直通〉(受付時間:10:00 ~ 19:00まで)
3月27日(水)午後7時受付終了(定員になり次第終了)

2024.01.30

コンバーティングテクノロジー総合展「グリーンマテリアル2024」に出展

バイオマスプラスチック カンティレバーチェア天童木工

天童木工では、1月31日から3日間、東京ビッグサイトで開催されるコンバーティングテクノロジー総合展内の展示会『 グリーンマテリアル2024 』に「 リグニンネットワーク 」の一員として参加します。
本展示では改質リグニンを用いた最先端材料の開発を進めるコンソーシアム「高機能リグニン」の最新の研究成果を中心に発表します。サスティナブルなものづくりを実現する『新しい技術』から誕生する『新しい家具』をご覧ください。
 

概要

 
世界中でSDGsやカーボンニュートラルへの取り組みが盛んに求められる中、これらに貢献可能な製品製造を目標に当社は、国立研究開発法人 物質・材料研究機構と豊田合成株式会社と共に、改質リグニンを含有したバイオマスプラスチックによるモビリティパーツ(自動車内装部品)の共同研究・開発を進めています。
この研究が実現することで、モビリティパーツのみならず、家具をはじめとする石油由来の樹脂材料の代替えが可能となり、より環境に配慮したものづくりを行うことができます。
※改質リグニンとは
「改質リグニン」とは木材からつくるバイオマス由来の新素材です。
強固で耐熱性を示すなど高い機能性をもち、様々な製品の素材として利用が期待されています。
国内で研究される改質リグニンの多くは、日本固有の樹木であるスギの中に3割ほど含まれる「リグニン」を原料に製造されます。

 

展示会詳細

 
■ コンバーティングテクノロジー総合展『グリーンマテリアル2024』
日時 : 2024年1月31日(水)~2月2日(金) 10:00 ~ 17:00
会場 : 東京ビッグサイト 東5ホール マテリアルステージ
ブース: 5S-17

詳細 : コンバーティングテクノロジー総合展 特設サイト
※参加費無料(事前登録制)
 
バイオマスプラスチック カンティレバーチェア天童木工
展示会では、当社の基幹技術である「成形合板」で培った経験をもとに、『改質リグニン含有樹脂とセルロース系繊維による熱可塑FRP成形技術』を活用した試作品のカンティレバーチェア(1/2スケール)をご覧いただけます。

熱に強く、加工しやすく、環境にも優しい自然由来の改質リグニンを含有した樹脂とセルロース系繊維による熱可塑FRP成形技術によって製作された椅子は、木質材料でつくられた当社の成形合板の椅子と比較しても25%~35%厚みを薄くすることに成功し、社内で定めている椅子の強度試験にも合格しました。
また、椅子の商品開発の中で課題になることが多い「背」と「座」の曲面の形状についても、通常の成形合板の椅子より複雑で深い形状を実現しています。

会場ではこれらの研究の成果だけではなく、長年のモビリティパーツの開発研究の成果ともいえるステアリングやアシストグリップの試作品もご覧いただけます。
 
[ ダウンロード ] プレスリリース
 


自動車内装部品・技術開発に関するお問い合わせ

天然木を使った自動車内装部品のご依頼、
カーボンニュートラル・サスティナブルマテリアルとして期待される
改質リグニンやセルロース系繊維を使用した環境にやさしい技術開発に関するご相談など
お気軽にお問い合わせください。


2023.02.10

東京インターナショナル ギフト・ショー春2023 / LIFE×DESIGNに出展

tendo_bambi

2月15日~17日の期間、東京ビッグサイト(東京国際展示場)の東展示棟で開催される「東京インターナショナル ギフト・ショー春2023/LIFE×DESIGN」に『やまがたのデザイン』として参加します。山形ならではの「モノ」「コト」が集まった展示ブースとなっております。
 

bambi

《 展示会詳細 》
東京インターナショナル ギフト・ショー春2023
LIFE×DESIGN アクティブデザイン・クラフトフェア
会期 : 2023年2月15日(水)~ 17日(金)
時間 : 10:00 ~ 18:00 (最終日は 17:00まで)
会場 : 東京ビッグサイト(東京国際展示場) 東展示棟
HP :https://www.giftshow.co.jp/tigs/95tigs/
※入場に関する詳細は上記ウェブサイトをご参照ください。
 
《 出展情報 》
出展者名:やまがたのデザイン
ブース番号:東4ホール T-32-23
出展企業:株式会社小嶋総本店、株式会社天童木工、米沢絨毯有限会社、keiki li’ili’i株式会社、KNIT TEXTILE LABO、有限会社ヒカルマシナリー
出展企業について詳しくはこちらから

2023.01.27

コンバーティングテクノロジー総合展「グリーンマテリアル2023」に出展

バイオマスプラスチック 天童木工

天童木工では、2 月 1 日からの3日間、東京ビックサイトで開催されるコンバーティングテクノロジー総合展内の展示会『グリーンマテリアル2023』に、「リグニンネットワーク」の一員として参加します。
本展示では改質リグニンを用いた最先端材料の開発を進めるコンソーシアム「高機能リグニン」の研究開発の最新の成果を中心に発表いたします。サスティナブルなものづくりを実現する新たな技術を是非会場でご覧ください。
 

概要

世界中でSDGsやカーボンニュートラルへの取り組みが盛んに求められる中、これらに貢献可能な製品製造を目標に、
当社では、国立研究開発法人 物質・材料研究機構と豊田合成株式会社と共に、改質リグニンを含有したバイオマスプラス
チックによる自動車のステアリングの共同開発・研究を進めてきました。
会場ではこれらの研究の成果だけでなく、プラスチック製の家具や成形合板技術の代替を想定し、当社の既存家具をバイオマスプラスチック製に置き換えたコンセプトモデルも展示いたします。

※改質リグニン
「改質リグニン」とは木材からつくるバイオマス由来の新素材です。
「熱に強い」「加工しやすい」「環境にやさしい」という理想的な性質をもち、
様々な製品の素材として利用が期待されています。
改質リグニンは日本固有の樹木であるスギの中に3割ほど含まれる「リグニン」という成分を原料に製造されます。
 

展示会詳細


■ コンバーティングテクノロジー総合展『グリーンマテリアル2023』
日時 : 2023年 2月 1日(水) ~ 2月 3日(金) 10:00 ~ 17:00
会場 : 東京ビッグサイト 東2ホール
ブース: 2D-13
詳細 : コンバーティングテクノロジー総合展 特設サイト
※参加費無料(事前登録制)
 
[ ダウンロード ] プレスリリース
 

2022.02.14

天童木工の80周年企画展示 本社ショールーム&ストアにて開催

80th_oosaka

2020 年 6 月に創立 80 周年を迎えた木工家具メーカー株式会社天童木工が、これを記念して取り組んできた「TENDOJAPANESE MODERN /80 PROJECT」。昨年、東京からスタートし、大阪でも好評を博したエキシビションを本社ショールーム&ストア( 山形県天童市) でも開催いたします。
会場では、3 人のデザイナーによる新作の他、天童木工の80 年の歴史をたどる家具の数々をご覧いただきます。また、昨年発刊した、希少な写真の数々が掲載され多くのモダニズムファンを唸らせた書籍「天童木工とジャパニーズモダン」に掲載しきれなかった写真の数々が納められたアルバムや、60・70年代に発行された旧カタログの閲覧コーナーを設置。
ジャパニーズモダンの源流を辿る希少な資料の数々を会場にてご覧ください。
 

TENDO JAPANESE MODERN /80 PROJECT EXHIBITION

会期 2022年2月21日(月) ~ 3月21日(月・祝)  9:30 ~ 17:00
会場 天童木工本社 ショールーム&ストア ( 山形県天童市乱川1-3-10 )

80th_yamagata

新型コロナウイルス感染拡大防止への取り組み
本社ショールーム&ストアでは、当面の間 工場のご案内を休止いたしております。
また、下記の内容でご見学時間/ご来場人数を限定させていただいております。
〇ご見学時間:1時間程度
〇ご見学人数:1組5名様程度で最大2組まで
お客様には大変ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。
※感染症拡大防止の為、予告なく休業ならびに、日程・時間変更などが生じる場合がございます。

お客様へのお願い

  • ご来店時の除菌・検温へのご協力をお願いいたします。
  • 弊社担当者・受付担当者等がマスクを着用の上でのご案内とさせていただきます。
    また、お客様にもマスク着用をお願いいたします。
  • ソーシャル・ディスタンシングの確保のため、ご入場をお待ちいただく場合がございます。
    また、ご来場人数を限定させていただいております。
  • 「天童市 新型コロナ対策宣言店」です。

 
新作家具について


早くからデザインに価値を見出した天童木工は、丹下健三、剣持勇、柳宗理といった日本を代表する建築家、デザイナーと協働を重ねてきました。本プロジェクトにおいて「ジャパニーズモダン」を再考するなか、あらためて、建築、インテリア、プロダクト、それぞれの視点から天童木工の今を物語る新たな家具開発がスタートしました。
新たにデザインを依頼したのは、世界的に多くのプロジェクトを手がける建築家の中村拓志、デザインの領域を越えて活躍する二俣公一、木工デザインを中心に国内外で活動する熊野亘。彼らを山形の本社工場へ迎え、家具やアーカイブ、それらを実現した技術を見学、職人との対話を重ね、それぞれの視点から天童木工の今を体現するデザインが生まれました。
天童木工が培ってきた歴史や技術と3 人のクリエイティビティが融合した新作家具を会場にてご覧ください。
80th_jm
 
『準不燃材料』国土交通省大臣認定 壁面パネルのコンセプトモデルもご覧いただけます


昨年、国土交通省大臣認定を取得しました、日本初の自社開発による国産スギ積層材を用いた防火壁面パネルのコンセプトモデルも会場ではご覧いただけます。
当社がこれまで培ってきた家具づくりのノウハウに加え、基幹技術である成形合板を組み合わせ、従来の平面的な壁面とは異なる、より立体的な意匠を付加した防火壁面パネルです。
80th_jm
お問合せ先:お客様相談室(本社)0120-01-3121
[ ダウンロード ] プレスリリース

2021.10.20

天童木工の80周年企画展示 大阪ショールーム&ストアにて開催

80th_oosaka
2020 年 6 月に創立 80 周年を迎えた木工家具メーカー株式会社天童木工が、これを記念し昨年より取り組んできた「TENDO JAPANESE MODERN /80 PROJECT」。
7 月に東京ショールーム&ストアにて好評を博したエキシビションを大阪ショールーム&ストアでも開催いたします。
会場では、3 人のデザイナーによる新作の他、天童木工の80 年の歴史をたどる家具の数々を会場にてご覧いただきます。
また、書籍「天童木工とジャパニーズモダン」に掲載されなかった写真の数々が納められたアルバムや、60 年代や70 年代に発行された旧カタログの閲覧コーナーも設置。
ジャパニーズモダンの源流を辿る希少な写真の数々を会場にてご覧ください。
 

TENDO JAPANESE MODERN /80 PROJECT EXHIBITION
 熊野亘・二俣公一・中村拓志による新作家具を展示

 
会期
2021年10月28日(木) ~ 11月30日(火) 10:00 ~ 17:00
※定休日 水曜・祝祭日(11月3日、11月23日)
 
※ショールーム&ストア1F の展示は、基本的にご予約無しでご覧いただけますが事前予約も受付いたします。
多数の入場時の感染拡大予防の観点から、できるだけ事前予約をお願いいたします。
ご予約の無い場合や、入場者数が多数になる場合、ご予約いただいた方を優先させていただきますので予めご容赦ください。
※感染拡大防止の観点から、体温測定、マスクの着用にご協力をお願いします。
※ご予約は下記電話番号、または営業担当までご連絡ください。(ご予約の際は「展示会見学」とお伝えください)
 
会場
天童木工 大阪ショールーム&ストア ( 大阪市西区南堀江2-13-28 )
 
お問い合わせ
お客様相談室(大阪)0120-53-4131
 

2019.12.04

新機能性材料展2020《1/29~31》


 

2020年1月29日より開催される「コンバーティングテクノロジー総合展『新機能性材料展2020』」(東京ビッグサイト)に出展いたします。

天童木工はこの度、産業技術総合研究所 Clayteamと協同し、国産のスギ材をアルミやPC/ABSなどの異種材料と接着した成形合板と繊維強化複合材を用いた マルチマテリアル航空機を展示。
軟質針葉樹を成形合板家具に応用する「Roll Press Wood」技術、スギ材に様々な機能を付加させる技術「圧密浸漬処理」をはじめ、環境対策やSDGsへの取り組みにも関わるサステナビリティなモビリティパーツを提案いたします。

 

また、1月29日(14時30分~)「マルチマテリアルと複合化技術 ~ 第35回 産総研Clayteamセミナー」に弊社の中田一浩(製造部・技術課)が登壇いたします。
国産軟質針葉樹であるスギ材の活用方法として、弊社で製品化を進めている機能性付加技術や性能向上技術の紹介の他、それらを異種材料(アルミ、PC/ABS)と接着することでマルチマテリアル化する次代の製品化展望の可能性と応用について紹介いたします。

国産材の未来を切り拓く新技術・次代のものづくりをどうぞご覧ください。

 

コンバーティングテクノロジー総合展『新機能性材料展2020』
[ 日時 ] 2020年1月29日(水)~1月31日(金)  10:00~17:00
[ 会場・出展ブース ]
東京ビッグサイト <西3・4ホール> 3W-K17 ( Materials zone )
産業技術総合研究所 Clayteam ブース内
[ 詳細 ] http://www.convertechexpo.com/

 

マルチマテリアルと複合化技術 ~ 第35回 産総研Clayteamセミナー
『針葉樹材のマルチマテリアル化とモビリティパーツへの応用』
製造部 技術課 アシスタントマネージャー 中田一浩
[日時] 2020年1月29日(水) 14:30-15:00
[会場] コンバーテックステージ(西4ホール会場内)

2019.04.11

STICK アームチェアを出展 | ミラノサローネ国際家具見本市「SUPERDESIGN SHOW」

4月9日(現地時間)よりイタリア・ミラノで開催されている「ミラノサローネ国際家具見本市」の期間中、
「SUPERDESIGN SHOW」《TOKYO CREATIVE》に川上元美氏デザインのSTICK アームチェアを出展しています。
繊細かつ斬新なフレームが特長のアームチェアは、軟質針葉樹でデザイン性の高いプロダクトをつくり出す「Roll Press Wood」で実現。
会場では、本企画にあわせて製作した特別カラーバージョンを展示しています。
 
ミラノサローネ国際見本市 2019 // SUPERDESIGN SHOW “Tokyo Creative 30”
http://www.superdesignshow.com/tokyo-creative-30/
[ 会期 ] 2019年4月9日(火)~14日(日)
[ 会場 ] ミラノ ヴィア トルトーナ SUPERSTUDIO PIU
 
MOTOMI KAWAKAMI
http://www.motomi-kawakami.jp/

STICK アームチェア
F-3250SG-NT

2019.01.23

新機能性材料展2019《1/30~2/1》


1月30日より開催される『新機能性材料展2019』にて、弊社が取り組む、軟質針葉樹を成形合板家具に応用する「Roll Press Wood」技術をはじめ、スギ材に様々な機能を付加させる技術「圧密浸漬処理」をご紹介いたします。難燃性能や防腐・防蟻性能を付加させることで、自動車内外装材のほか屋外用木製家具やストリートファニチャーといった製品への展開が可能となります。会場では、最新の木工技術で製作した木製自動車のコンセプトモデルを展示いたします。国産材の未来を切り拓く新技術をどうぞご覧ください。

ダウンロード >> プレスリリース( PDF )

 

新機能性材料展2019 コンバーティングテクノロジー総合展
[ 日時 ] 2019年1月30日(水)~2月1日(金)  10:00~17:00
[ 会場・出展ブース ]
東京ビッグサイト <東ホール2> 2K-13 ( Materials zone )
産業技術総合研究所 ブース内
[ 詳細 ] http://www.convertechexpo.com/

 

開発背景
軟質ゆえに家具には不向きとされていたスギやヒノキといった軟質針葉樹。
2013年、その軟質針葉樹から高い強度とデザイン性を兼ね備えた家具をつくる独自技術「Roll Press Wood」の開発に成功しました。森林環境の改善等への貢献が期待され、2015年「第6回ものづくり日本大賞 内閣総理大臣賞」を受賞。現在、「Roll Press Wood」技術を応用し、難燃材/準不燃材や、屋外でもずっと使える防腐・防蟻木材としてスギ材の新たな可能性を引き出す技術「圧密浸漬処理」の開発を進めています。

 

 

 

技術・製品内容
● Roll Press Wood とは
スギやヒノキといった軟質針葉樹は、木材自体が軟らかく傷つきやすい性質を持っています。「Roll Press Wood」では、薄くスライスしたスギの単板をローラーで圧密(プレス)し、強度を広葉樹と同等まで高めることができます。短時間でプレスすることで、表面が焦げることなくスギ本来の美しさを保つことも可能です。「圧密加工」と当社のコア技術である「成形合板」を組み合わせることで、無垢材では実現できない複雑な曲面や繊細なフォルムを持った美しい家具づくりを可能にしました。

● 圧密浸漬処理とは
圧密したスギ単板の変形回復能力を活かし、薬剤を含浸させる「圧密浸漬処理」。難燃材/準不燃材や、防腐・防蟻木材としてスギ材の新たな可能性を引き出すことができます。
無垢材の場合とは異なり、薄い単板一枚一枚に薬剤を含浸させるため、内部まで確実に浸透させることができます。また乾燥時間が早いことも特長です。

① 耐候性
薬剤を含浸させた材料に、寸法安定処理やクレーストを用いたナノコンポジット塗料による塗装を施すことで、長年の屋外使用にも耐えられる軽やかなデザインの屋外用木製家具などの製品開発が可能になります。

② 難燃性能
防火材料としての難燃・準不燃相当の性能を持つ材料開発を進めています。
高層建築物向けの家具や建築内装材、自動車内装品などの製品に展開予定です。