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2019.10.02

低座イス「S-5016」グッドデザイン・ロングライフデザイン賞受賞

1960年の発売から生産をつづける天童木工のロングセラー「低座イス (S-5016)」が
2019年度グッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞しました。
 
ロングライフデザイン賞は、長年にわたり作り手と使い手、社会との対話の中で醸成され、
暮らしや社会の礎となり、未来においてもその役割を担い続けてほしいデザイン、
時代と共に変化する価値観を超えて、スタンダードであり続ける力を持ったデザインを顕彰する賞です。
 
[ 詳細 ] グッドデザイン賞受賞概要
[ ダウンロード ] プレスリリース
 


低座イス | S-5016NA-ST
低座イスは、20世紀の日本建築界を代表する建築家・坂倉準三によりデザインされました。
その原型は1948年に日本舞踏家の吾妻徳穂が和室で使用するために
特徴的な橇型の脚に竹籠の背と座を用いた“竹籠座低座椅子” として考案され、
1957年頃に現在のデザインにつながる扁円形の背と座が与えられました。
1960年、一般向けに販売を開始し、1964年にはグッドデザイン賞も受賞しています。

座面の高さは29cm。足を投げ出した姿勢で座れ、床座の人と同じ目線で過ごすことができます。
また、広い座面はあぐらもかくことができます。
着座時には厚みのあるクッションが身体をしっかり支えてくれるため、
足腰に負担をかけずにお座りいただくことができます。
現在では、和室のみならず、カーペットやフローリングといった洋室にも多くご使用いただいています。
居住空間はもちろん、旅館やホテル、近年ではカフェやオフィスなど様々な空間を演出するアイテムです。
 
ロングライフデザイン賞受賞展「LONG LIFE DESIGN 2019」
10月31日(木)から5日間にわたり東京ミッドタウンで開催される、
最新のグッドデザイン全件が集まる受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION 2019」に出展いたします。

[ 会期 ] 10月31日(木) ~ 11月4日(月・祝)
[ 会場 ] 21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3( 東京都港区六本木 )